横綱の本当の強さ

大相撲の夏場所はまたもや横綱白鵬関が制し、

自身の優勝回数を29回に伸ばしました。

しかし、通常千秋楽の次の日に行われる優勝力士記者会見に白鵬関は現れませんでした。

白鵬関のあまりの強さに千秋楽では対戦相手の日馬富士コールが叫ばれたりしましたが、

さすがは百戦錬磨の横綱、逆境をはねのけ見事賜杯を手にします。

長い期間一人横綱の重責を担い、新たな横綱が現れてからも衰えることなく、

横綱の品格・実力ともに非常に高いレベルを維持しているにもかかわらず、

沸き起こった対戦相手への会場の期待に対し、

白鵬関も少しすねてしまったのだろうかと当初は考えていました。

しかし、後日白鵬関の第四子が流産したとのニュースを聞いて、

なんて浅はかな考えで早とちりをしてしまったのだろうと、

私の中にも強すぎる外国人横綱、

期待の若手日本人力士の台頭というキーワードが、

どこか頭の片隅にあり、横綱の会見拒否をネガティブに捉える補助線の役割を、

知らずに引いてしまっていたのかもしれません。

白鵬関はコメントで、会見を行わなかったのは

妻を気遣っての判断だったと振り返っていますが、

ご自身も相当つらい精神状態の中厳しい戦いを勝ち抜いたわけです。

そういう意味では横綱の精神力の強さも際立った価値ある優勝として、

白鵬関、ご夫人ともに忘れられない夏場所になったのではないでしょうか。

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